2004年までのトヨタカップの歴史と新しくなったトヨタカップジャパン2005
ジーコ, Zico
ジーコの考えるサッカー―ゲームに生かせる実践Q&A
サッカーファン必見のビッグトーナメントが、12月に日本で開催される。
それが「FIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップジャパン2005」だ。
この大会はこれまでのヨーロッパ大陸王者と南米大陸王者によるクラブ世界一決定戦である「トヨタカップ」をさらにバージョンアップし、大陸連盟クラブチャンピオンシップの優勝6チームでのトーナメント戦。
地球規模でクラブ世界一を決めるという大会となる。
トヨタカップ(インターコンチネンタルカップ) 2004年まで
欧州チャンピオンズリーグ覇者と、南米リベルタドーレス杯覇者によるクラブ世界一決定戦。
1960年よりインターコンチネンタルカップ(ヨーロッパ・サウスアメリカカップ)としてHOME&AWAYで行われていた。1985年、試合前にサポーター同士の衝突で死傷者が発生した事が問題となり、中立地で行うことになった。日本の自動車メーカー「トヨタ」が全面バックアップでおこうなうこともあり、名称に「トヨタ」がつくようになった。
トヨタカップとなってから(1981年以降)の戦績は、南米11勝、欧州12勝。過去5年では欧州が4勝1敗と圧倒的な強さを見せている。
■参加チーム 2チーム
・チャンピオンズリーグ 優勝チーム
・リベルタドーレスカップ 優勝チーム
■開催地
・日本/横浜国際総合競技場
■試合方式
・試合は90分間 (前後半各45分)
・同点の場合は、15分間の延長戦を最大2回行う。
1回目(15分) の延長戦で、より多くの得点を取ったチームが優勝となり試合は終了。
2回目(15分) 1回目で勝敗が決まらない場合は、2回目の延長戦を行う。
・それでも勝敗が決しない場合には、PK戦を行って優勝チームを決定する。
FIFAクラブワールドチャンピオンシップトヨタカップジャパン2005
【大会概要】
■大会名称:(英)FIFA Club World Championship TOYOTA Cup Japan 2005
(日)FIFAクラブワールドチャンピオンシップトヨタカップジャパン2005
■主 催: 国際サッカー連盟(FIFA)
■主 管: 財団法人日本サッカー協会
■オフィシャルネーミングパートナー: トヨタ自動車株式会社
■開催地:東京【国立競技場】
豊田【豊田スタジアム】
横浜【横浜国際総合競技場(旧名)】
※FIFA主催大会においては、規定により企業名がついているスタジアム名称は一切使用できないことになっております。
■試合日程:2005年12月
マッチナンバー 日時 開催地
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【M1】1回戦(開幕戦) 11日(日)19:20キックオフ 東京
【M2】1回戦 12日(月)19:20キックオフ 豊田
【M3】準決勝 14日(水)19:20キックオフ 東京
【M4】準決勝 15日(木)19:20キックオフ 横浜
【M5】5位決定戦 16日(金)19:20キックオフ 東京
【M6】3位決定戦 18日(日)16:20キックオフ 横浜
【M7】決勝戦 18日(日)19:20キックオフ 横浜
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■テレビ放送:大会ホストブロードキャスターである日本テレビ放送網株式会社が全試合を独占放送
■出場クラブ:大陸連盟クラブチャンピオンシップの優勝6チーム
・アジア(AFC):AFCチャンピオンズリーグ2005 アルイテハド(サウジアラビア)
・アフリカ(CAF):CAFチャンピオンズリーグ2005 アルアハリ(エジプト)
・北中米カリブ(CONCACAF):CONCACAFチャンピオンズカップ2005 デポルティボ・サプリサ(コスタリカ)
・南米(CONMEBOL):CONMEBOLトヨタリベルタドーレスカップ2005 サンパウロFC(ブラジル)
・オセアニア(OFC):OFCクラブチャンピオンシップ2005 シドニーFC(オーストラリア)
・欧州(UEFA):UEFAチャンピオンズリーグ2004/2005 リバプールFC(イングランド)
第22回トヨタカップ新世紀初のサッカー・クラブ世界一決定戦はバイエルンが見事制した。その試合を写真と記事でふりかえる。また、これまでの全試合完全収録や、ジーコやセルジオ越後へのインタビューなど、ピッチの興奮がよみがえる。